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東南アジアでの失業者数はこの10年低い数値で推移していますが、それにはこれらの業界が影響しています。

様々な見方によって、求人市場はバブルに近いくらいの良い状況にあります。失業率はわずか4.4パーセントでこの10年ですと、もっとも低い数値です。

全て不況からの顕著な回復を反映しています。企業が900万件近くのリストラを実行し、失業率が10パーセントに上っていた頃がありましたが、この時四半世紀で初めて2ケタの数値に到達しました。

現在、求人市場は健全な状態であるか、それに近い状態です。どの業種が特に好調なのでしょうか。東南アジアで人材紹介会社をされているキャリアリンクアジア株式会社の調べによると12ヵ月間で最速で求人募集件数が伸びた5つの業界を紹介します。

<参考サイト紹介>
キャリアリンク アジア株式会社
https://kyujin.careerlink.asia/

ソフトウェア及び情報科学技術者
オンラインビジネスが増える中、企業の規模や業種に関わらずウェブデザイナー・アプリ開発者・データ分析の業務が必要となります。それらの求人件数の上昇により、ソフトウェア・IT関連業務の報酬は急に高くなりました。しかし、そのような職種に就くためには工業系の大学を卒業する必要はありません。多くの企業は6か月間のコーディングやブートキャンプを受講した人を対象に雇用しているからです。

契約社員
これには良い面と悪い面があります。契約社員の求人が顕著に増加していることは企業が顧客の需要と労働者のニーズを満たしている証拠だと言えます。もしも需要増加が続くようであれば、考えられるのは、企業は多くの正社員を雇うこととなるでしょう。しかし悪い面としては、顧客の需要を認識しながらも、人材のレベルは維持したまま人件費を抑えるために、企業が低い賃金の契約社員を増やす傾向があるということです。

建設業
住宅建築業界の景気上向きと、多くの人が家の新築や改築をしたことで、建設業の求人需要が急上昇しています。これにはコンクリ—トや木材の柱を扱う業者と同様、配管工業・電気工業・塗装業の職種も含まれます。

ヘルスケア関連
この業種は最も信頼できる業種に分類されます。医師・看護師・歯医者は賃金も高いです。しかし、全ての職種がそうではありません。在宅介護の分野の求人募集が最速で増えていますが、その職種の賃金は時給にすると高くありません。。

教育関連
ヘルスケア関連以外の信頼度が高い業種として、教育関連が挙げられます。教育関連というのは教師・学校経営者から送迎バスドライバー・食堂勤務者に至るまでのすべての業務が挙げられます。それには塾講師や私立の学校・大学も含みます。