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東南アジアに関わって生活していると、各国の就職事情なんかが気になってくるところです。

先日、ベトナムのハノイに行った時には縁があってベトナム国家大学に通う学生7名と食事会をするチャンスを得ることができましたので、過酷なスケジュールながら時間を作ってお話を聞いてきました。もちろん食事代は全て私のおごりです。

はじめに、ベトナムは「東南アジアの宝石箱」とも言われるほどにバラエティな魅力に富んだ国です。市内には古き好き街並みがあり、それらが少しづつ姿を変えて行っています。訪れるたびに変わるので毎回楽しみで仕方ありません。また経済的に見てコストパフォーマンスの魅力から外資系企業の参入も非常に多いのが特長で日系企業も含めて年々増えております。

就職事情と言いますと、日本でいうところの新卒就職というのは珍しいです。ほとんどの方が大学在学中は勉学に励み、卒業してから就職活動を行います。ただベトナムの学生は、日本と違ってアルバイトをしないです。そのため、就職してから社会経験などを学んでいくという流れになります。そのため、最近ではインターンシップ経験者などが就職で有利に働くと言われ始めており、いきなり就職活動をするよりも先に、インターンシップを経験するという人が増え始めてきました。

ベトナムには多くの外資系企業があり、その数は9000社にも及ぶとされています。また外資系企業はローカル企業と比べて給料が高いことが多いため、学生時代に語学力を身につける人が多いです。特に英語を使える企業が多いため、習得したい外国語ランキングでは常に1位となっています。

東南アジアは女性の社会進出が顕著です。ベトナムも例外ではありません。就労者人口の割合では男女比はほぼ半分ですが、ハノイやホーチミンにいくと女性の比率が高いように思えます。そのためベトナムの経済発展は女性が支えていると言っても過言ではありません。

女性の社会進出が顕著な理由として日本のように残業をすることはありません。サービス残業なんてのは有りえないそうです。仕事が定時に始まり、定時に終わることや、産休や育児休暇、またその手当や勤務時間の恩恵など、先進国に負けないくらい女性労働者のための法律がしっかりとしていることも女性の社会進出を後押ししていると思います。

ベトナムで転職することは決して「悪」ではありません。日本ですと、転職をすることに対して、良いイメージが有りませんが、ベトナムではそういったことがありません。3年〜5年で転職を繰り返すそうです。主な理由は、給料に起因しているようです。

5.どんな職場環境でも良い面と悪い面があります。問題があれば、自分でそれを作っているのです。
この記事の4項目を言い換えるならば、「完璧な」職場環境はないということです。新世紀時代にとって最高の職場環境でさえも、彼らにとっては試練の多い環境です。あなたの本当の価値はあなたが何をもたらすかによるのです。

あなたが給料をもらっているからといって、もらうばかりでいるということではありません。その職場には史上最悪な上司がいるかもしれないし、楽しくない業務をしなければならないかもしれないし、したくもない残業をしないといけないかもしれないです。しかし、結局のところ、あなたが学んだことは自分自身の考え方による結果なのです。あなたはそれを罰としてとらえることもできますし、チャンスだととらえることもできます。あなたはそれに対して落ち込むこともできますし、成長のための試練だととらえることもできます。

私の祖母がかつて言っていました。「あなたは全ての人から学ぶことができるのよ。」と。

その機会を見つけることが出来るかはあなた次第です。

(追記:明らかに職場環境が不健全である場合、そこに留まらないでください。新しい職場に異動したり新しい仕事を見つけることです。しかし、その過程でそのことを失敗だと思わないでください。精神的に完全に無理があったということです。どんなに些細なことでもいいので、自分が対応できることを探しつづけてください。)

6.長期的に成功するためには自分が知らないことを知ることです。
とても沢山の若者がレベルアップのために職を転々としようとしています。彼らは9ヶ月間働いて、また別の仕事に就くだめに退職します。さらに高い給料を得て履歴書に載せるためのスキルを高めるためです。このやり方は彼らが快適な船旅にあたるまで1~2年ごとに繰り返され、給料をもらって職場周りをしているのです。

それがあなたにとって成功を意味するのであれば、ぜひやってみてください、しかしそれは私にとっては成功とは思えません。

もしも自分のやり方で本当に成功し良い結果を得たいのであれば、自分が知らないことを学ぶための業務内容を見ることから始めなければなりません。「間違った」傾向にある人は知ってか知らずか無自覚に行っています。彼らは恥ずかしげもなく無知をさらしているのです。

あなたの知らないことを知っていることは長く働けるということにつながります。また、あなたのスキルを磨くことで試練を乗り越えてあなたの存在意義を示すこととなります。

7.あなたの給料は空からは降ってきません。
世界でもっともつまらないのないことの一つには、10人以下の零細企業でで働くことがあります。あなたの仕事の影響力は全て会社で真に見ることが出来ます。

ですから、労働力に含まれる多くの人々は給料・休暇日数・彼らが働けない時の早引きが保証されているかを念頭に置きます。彼らは大卒者であれば、当たり前にそれらの特権を受ける権利があると考えます。

零細企業で働くと、あなたは自分の仕事は誰かが一生懸命に働いてあなたのお皿に食べ物をのせてくれた結果であると気が付きます。彼らは自分で生きていくため、自分の勤める会社が生き残るため、また最も大事なこととして給料をもらうために毎日就職活動をしています。

いつもあなたが働かないで(または仕事について気にかけないで)、ただ給料をもらうことができると想定することは誤った考え方です。事実、それは権利がある人だけです。どうしてそうなるかというと、別の議論となりますが、一方であなたの仕事は保証されていないといことを認識する必要があります。誰かのポケットからお金をとっているということです。それは空から降ってきません。

8.あなたは誰のものでもありません。
あなたは夢をかなえたいですか?人は自分のことはしたいと思いますが、午前9時~午後5時までの仕事というわけではなく、自分のための仕事で、ノートパソコン一つで世界を旅して自分のことだけする人生を過ごしたいと思っています。

ほとんどの人は本当にそれを実現できるとは思っていませんが、そんな話をするのは好きなはずです。

人生で、誰もあなたの仕事に責任を持ちません。誰もあなたのクライアントへの責任を持ちません。誰もあなたの給料に責任を持ちません。それら全てあなた自身の責任です。

期待したり、だれもがそれを受ける権利があるように、「夢」について話すことは正しいことではありません。正直に言えば、そのために大変な犠牲を払う人からすると恥ずかしいことです。ですから、最高の仕事に就きたいと言うくらいならその類の仕事(または「夢の生活」)に向けて一歩踏み出してください。

9.あなたが頑張れることを補ってくれる仕事を見つけてください。
日々の仕事と自分の夢を分けて考えたり、または単発のアルバイトをすることで、人の夢は夢のまま終わるものです。